人権擁護法とか | 管理人Aのブログ

人権擁護法とか

 今日は長いです。一部ネット界では人権擁護法案に関する議論が盛り上がってるようですので、ちょっと所感を。

 人権擁護法ってのは、今話題の法案で、人権侵害を防ぐという大儀ですが言論弾圧法等と揶揄されているものです。

 法案に反対する意見は主に次のようなモノです。
 ・人権侵害に関する定義があいまいであり、拡大解釈の恐れがある。また結果、言論統制に結びつく恐れがある。
 ・人権委員会の権力が強大すぎる点。(令状なしでの立ち入り検査等)
 ・人権委員会に対する監視機能の欠如。
 ・外国籍を有していても人権調整委員になれる。
 ・勧告に従わない場合、個人情報公開等の罰則。

 その他法案に関する詳しい事は以下のサイトとそこからのリンクを参照して下さい。
 結構過激な発言が目立ちますのでご注意を。

 人権擁護法案
 人権擁護(言論弾圧)法案反対!
  人権擁護法案について(デスノート風)FLASH版

 とりあえず法案を読んでみたんですが、人権侵害の定義としては、差別というモノは差別された方がそう感じれば差別だと中学校あたりで教わった事そのままの感じになっていました。私としては本気で人権擁護したいならもっと細かく規定を定めないとダメだと思うんですがね、特に企業活動とかに対して。つか常任理事国入りを目指したいのか知りませんが、いまいち意思の伝わってこない法案なんですが…。その点で言ったらアメリカのThe Digital Mllennium Copyright ActとかUSA Patriot Actとかの方がよっぽど意思が伝わってきますよ。(だからって賛成する訳じゃないですが…) 
 国籍条項とかが問題になるのも当然かなと。日本は在日外国人とかの扱いに関して一貫したモノを持っていないんですし。

 でネットの流れを見てて思ったのは、盗聴法(通信傍受法)の時と似てるなぁと言うことです。あの時もネット上では騒がれていたと記憶しています。基本的にどちらも反対の論調が強いのはインターネットの発展過程を考えれば当然かなと思いますけど。

 しかし、アレだ。シンポジウムとか行きてぇ…



 ところでブームに乗るのが好きな探偵ファイル辺りがそろそろ取り上げるんじゃないからしらと思う今日この頃。