OSの値段 | 管理人Aのブログ

OSの値段

 Microsoftのwindowsといったソフトっていうのは基本的に全世界共通の値段で売られてます。でも、例えば発展途上国などではそのWindowsの値段って言うのは一般家庭の数か月分の収入より高かったりするわけで。

 そんなのとても買えません。

 ですがMicrosoft帝国としてはそういった国でもWindowsをPCの標準としたい訳です。そしたらその後は作るだけ売れるので。

 Linuxに負けるわけにいきません。

 で、どうするかと言うと結局値下げです。すでにフィリピンなど一部の国ではこちらで売られているものより安い値段で売られています。

 そういった流れもあるでしょうが、こんなニュースが来ました。


マイクロソフト、ウィンドウズXP中国版を値下げ (NIKKEI NET)



記事によると海賊版の氾濫を妨げる為とありますが、
確かに、中国の海賊版の氾濫は凄いものがあります。


なにかと話題の「Lenovo」PCを中国で買ってみた (ITmedia)


上の記事によると、

中国で正規のOSを買おうとすると、




まず、正規版のCDはほとんど売ってない(海賊版は売ってる)




PC買うと店員が「Windows(海賊版)入れとく?」ってサービスで聞いてくる




それでも正規版が欲しいと言うと「問題なく動くよ」って言われる




「(人によっては)むしろ正規版って何?」



という連続コンボらしいので

MSは値段を安くした程度では中国の海賊版撲滅は無理だと思われます。









 だって、中国的にはMSとかアメリカ製のソフト全部馬鹿正直に買うのは無理、無理って言うかそんな事してたら経済が追いつけないし。単純に経済的に追いつこうとするなら、先にあるモノは全部かっぱらって来て、自分たちのとこで必要なモノ作るのが一番効率的だもの。大国アメリカに対して彼らのルールで挑んだから日本は勝てなかったけど、中国は自分たちのルールでいってるからどうだか。いや、中国の肩持つ気は全くないけどね。だってソフトウェア作ってる側からしてみたら、こっちがどれだけ苦労して作ったと思ってんだ、ふざけんなっって感じだしね。やれやれ。